女性特有のお悩み、いろいろありますね。
自律神経の不調、ホルモンバランスによるもの、栄養素の不足やバランスの乱れ、冷え、ストレスなどが原因となることがあり、いくつかの要因が複合的に作用している場合もあります。
当院では漢方薬を用いた治療と栄養学的観点からのアドバイスを行っております。
「病気ってほどじゃないし」とお考えの方も、お気軽にご相談ください。
自由診療での栄養カウンセリングや栄養状態を調べる血液検査も行っており、QOL(Quality of lifeクオリティ オブ ライフ=生活の質)改善のお手伝いを行っております。
PMS(月経前症候群)生理痛(月経困難症)

女性は月経周期によって便通、お肌の状態、気分や痛みの感じ方などさまざまな影響を受けています。
これらの変調や生理痛が強い場合、婦人科では低用量ピルによるホルモン治療を勧められることが多いと思います。
もしハードルが高いと感じるのであれば、まず漢方薬や生活習慣の改善に取り組んでみてはどうでしょうか。
意外に思うかもしれませんが、食生活や運動習慣も症状に関係しているのです。
更年期の諸症状

女性の場合、閉経前後の5年間、多くは45~55歳の時期を更年期と呼びます。
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少してくるため、それまではエストロゲンによって調整されていたいろいろな機能に支障が出てくることがあり、疲労感やめまい、頭痛、肩こりや関節痛といったさまざまな症状につながります。
また、エストロゲンの減少を受けて、脳から卵巣に対し女性ホルモンを出すように指令が送られます。
その際のシグナルが脳に不要な興奮を起こしてしまうと、自律神経が乱れてホットフラッシュや発汗など体温調節の不具合、気分の落ち込み、イライラといった症状が現れることがあります。
冷え

冷え性で悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?
手足の冷えはつらいものです。
現代では冬だけでなく、夏場のエアコンによる冷えもあります。
またお腹が冷えることで便通に異常を来たしたり膀胱炎になりやすいという人もいます。
一般的には血液循環の不良、血液量の不足、血液の性状、自律神経の乱れ、筋肉量の不足、などの要因が複合的にあって冷えを強く感じると考えられます。
衣類やカイロでの調節、あたたまる食材、これらももちろん有効と考えますが、根本的には代謝を高める工夫が必要です。
疲れやすい

女性からよく聞かれる言葉です。
疲れやすさには仕事量など環境要因ももちろんあるのでしょうが、栄養不足が大きく関わっている可能性があります。
栄養を摂っていても適切な消化吸収がおこなわれていないと結果的に不足してしまいます。
月経のある年代の女性にはとりわけ鉄不足が多く認められます。
また全体的に栄養が不足していると甲状腺ホルモンが低値となる場合があり、疲労感だけでなく冷えや倦怠感、便秘やむくみ、お肌や毛髪のトラブルにもつながります。
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